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MAFIA

市民の立ち回り — 能力が無い席の仕事

市民のルール(夜の行動が無いこと・占い結果が白であること)は 役職紹介:市民 にまとめてあります。 このコラムは、能力が無い席で何をするかの話です。

市民の仕事は「自分が村だと分かってもらう」ことではない

初心者がいちばん時間を使うのがここです。 ですが「自分は村です」という主張は、市民には証明手段がありません。 証明しようとするほど発言が自己弁護に寄り、かえって吊られやすくなります。

市民の仕事は、他人を絞ることです。 占い師のように「確定した白」を抱えていないぶん、先入観なく全員を見られます

⚠️ これは市民に固有の性質ではありません。騎士委任者も 外から情報をもらわない席です(初日に確定情報を持つのは占い師だけ)。 市民に固有なのは能力を持たないこと——∴「能力の使い方」に割く思考をすべて読みに回せます。

見るべきは「結論」ではなく「結論の作り方」

狼は正しい結論を言えます。村人を吊る必要があるのは終盤だけで、 序盤は村と同じことを言っていれば安全だからです。

∴ 「誰を疑っているか」で狼は見分けられません。見るのは作り方です。

  • 他人の意見が出てから動く … 自分の読みを持たずに多数側へ乗る形
  • 理由が毎回入れ替わる … 吊り先が変わるたびに理由が後付けされる
  • 確認できないことを断定する … 「あの夜は護衛が当たった」など(騎士の立ち回り参照)

吊り位置に置かれたら

弁明ではなく情報を出します。「自分は村だ」と繰り返すより、 「自分を吊るとこの日の情報がこう減る」を言うほうが村の判断材料になります。

そして、吊られること自体は敗北ではありません。市民が吊られても村の能力は 1 つも減りません。 ここで粘りすぎて議論を止めるほうが損です。

騙りに出るか

市民が占い師を名乗ると、狼の騙りを 1 つぶん埋められます。 ただし本物の占い師の信用を削るので、村全体で見て得になる場面は限られます。

有効なのは「狼の騙りが出てこない」と分かっているときですが、それは終盤まで分かりません。 ∴ 初心者のうちは騙らないのが無難です。名乗るなら、村の役職構成を把握してからにしてください。

よくある失敗

  • 「能力が無いから貢献できない」と黙るステルスは最も吊られやすい形です。 発言が無い人は、狼から見て吊り先として最も安全でもあります。
  • 自分の白さの証明に終始する — 証明手段はありません。他人を絞るほうが村の役に立ちます。
  • 多数派に乗るだけで 1 日を終える — それは狼が最もやりたい動きと区別が付きません。

こんな場面

6 人騎士ルーム(市民 2・騎士 1・占い師 1・人狼 2)で、あなたは市民でした。

1 日目、占い師が名乗り出て、対抗は出ませんでした。 つまり狼 2 人はどちらも騙らなかった——占い師を噛みに行く方針だと読めます。

グレーは 4 人(市民 2・騎士 1・狼 2 のうち占い師以外)。あなたは自分が村だと知っているので、 残り 3 人に狼 2 人が居ると分かります。ここが市民の情報です。

議論では、A が「B が怪しい」と言い、C は「A に同意」とだけ言いました。 C は理由を出していません。あなたは C を吊り先に推し、C が処刑されました——狼でした

2 日目の夜、占い師が噛まれました。残るは村 3 人(あなた・市民・騎士)に狼 1 人。 騎士が守り、あなたたちは残り 1 人を吊り切って勝ちました。

あなたは一度も能力を使っていません。「理由を出していない人」を 1 人見つけただけです。

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