魔女の立ち回り — 蘇生と毒殺、1 回ずつの使いどころ
魔女のルール(襲撃先が毎晩見える・蘇生と毒殺の仕様・不発の条件)は 役職紹介:魔女 にまとめてあります。 このコラムは、1 回ずつしかない薬をいつ切るかの話です。
蘇生:推測で撃たない
蘇生は「試みた時点」で薬が消えます。そして「襲撃被害者が居ない」は 5 通りあります (役職紹介の表を参照)——妖狐噛みや罠の発動は見落としやすく、 妖狐や罠師が同席する卓では実際に起こります。
∴ 「たぶん誰か噛まれた」で撃つと薬だけ失う確率がその分だけ上がります。 襲撃先は毎晩見えているので、判断材料はすでに手元にあります——推測で撃つ必要はありません。
蘇生を切る価値が高いのは、名乗り出た占い師や騎士など、村の背骨が噛まれた夜です。 逆に、誰が噛まれたか分からない状況で「保険」として使うものではありません。
毒殺:使いどころは概ね 2 つ
毒殺は護衛を貫通し、妖狐にも通ります。
- 黒が確定した相手 — 占い結果が黒で、しかし吊り切る前に夜が来たとき。
- 終盤で狐が疑われている相手 — 吊る余裕が無いとき。 妖狐入りの卓では、魔女は「狼を減らす」以外に村が勝つために必要な狐処理の手段を 1 つ持っています。
「村が誰も欠けなかった夜」を作る側でもある
村が誰も欠けなかった夜の理由は配役によって 5 通りありますが (人狼の役職紹介の表を参照)、そのうち 1 つはあなたの蘇生です。
∴ あなたが蘇生した夜、村は「護衛が成功した」と読み違えます。 名乗り出ていないなら、その誤読は放置したほうが有利なことが多いです (騎士が過大評価されるぶん、あなたは狙われません)。
よくある失敗
- 「たぶん誰か噛まれた」で蘇生を撃つ — 被害者不在の 5 通り(とくに妖狐噛みと罠の発動)を 忘れた形です。襲撃先は見えているのだから、見てから決めれば失うものはありません。
- 毒を「怪しい」だけで使う — 毒は村側で唯一の確定除去です。黒確定か狐疑いの終盤まで 取っておかないと、外したときに取り返しが付きません。
- 蘇生した夜のことを最後まで黙っている — 誤読の放置は有利ですが、騎士が疑われ始めたら 説明の準備が要ります(こんな場面を参照)。名乗る条件を先に決めておくと慌てません。
こんな場面
10 人魔女ルームで、2 日目の夜に占い師が噛まれました。 魔女は襲撃先が見えているので、占い師が死ぬところだと分かっています。
蘇生を使いました。翌朝、誰も死んでいません。 村は「騎士が占い師を守った」と判断し、以降も騎士を信頼して動きました。
4 日目の夜、狼は同じ占い師をもう一度噛みました。今度は蘇生がありません。占い師は死亡。 村は「なぜ騎士が守らなかったのか」と騎士を疑い始め——そこで魔女が名乗り出て、 2 日目は自分の蘇生だったと説明しました。騎士への疑いが解け、村は立て直しました。
蘇生の効果が「護衛の成功」と見分けられないことは、あとで説明が必要になるということです。