占い師 — 初日に「白」が1人配られる。ただし狂人も白に混じる
占い師は、毎晩 1 人を選んでその人が人狼かどうかを知ることができる役職です。 村側で最も情報を持つ席であり、同時に最も狙われる席でもあります。
基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 陣営 | 村 |
| 初日の夜 | 自動で「人狼ではない人」が 1 人知らされる(選択は不要) |
| 2 日目以降 | 毎晩 1 人を選び、「人狼」か「それ以外」かを知る |
| 特殊 | 妖狐を占うと呪殺できる(後述) |
初日の夜:選ばずに白が 1 人届く
MAFIA の占い師は、初日の夜に占い先を選びません。 夜が明ける前に「○番さんは、人狼ではありませんでした。」という通知が自動で届きます。
相手はランダムに選ばれます。自分自身は除かれ、人狼ではない生存者の中から 1 人です。
これは実質「無条件で確定白を 1 枚もらってスタートする」ということです。 初日の議論では、この 1 枚が唯一の足場になります。
🔴 ただし「人狼ではない」=「村の味方」ではない
ここが最も間違えやすいところです。 占いの結果は「人狼か、それ以外か」しか区別しません。つまり——
狂人は白と出ます。
狂人は能力を持ちませんが、人狼陣営が勝つとその人も勝ちます。 占いでは村人と区別がつかないので、初日にもらった白が狂人だった場合、 あなたは敵に「確定白」の看板を渡したことになります。
同じ理由で、妖狐なども「人狼ではない」側に含まれます。 ∴ 白を出したときは「この人は狼ではない」までしか言わないのが正確です。 「この人は村です」と言い切ると、外れたときに自分の信用まで一緒に落ちます。
2 日目以降:誰を占うか
選択できるようになるので、方針が要ります。実戦で機能しやすいのは次の 2 つです。
- 発言が強い人から占う — 議論を動かしている人が狼だと被害が最大になります。 黒を引ければその日で終わり、白でも「主力が村」と分かるので村の背骨になります。
- 黙っている人を後回しにする — 情報を持たない人を占っても、盤面はあまり動きません。
「怪しい人」ではなく「当たったときに一番効く人」を選ぶのがコツです。
妖狐を占うと呪殺できる
妖狐が入った部屋では、占った相手が妖狐だった場合、その相手は死亡します(呪殺)。 これは護衛を貫通します——騎士が守っていても妖狐は死にます。
🔴 ただし初日の白では呪殺は起きません。 初日は占い先を「選んでいない」ので、 これは能力の発動ではなく通知だけです。 ∴ 妖狐入りの部屋では、初日にもらった白が生きた妖狐であり得ます。 初日の白は「狼ではない」までしか意味しません。
妖狐は人狼の襲撃では死にません。落とす手は次の 3 つです。
| 手段 | 効くか |
|---|---|
| 昼の投票で吊る | ✅ 妖狐に処刑の免除は無い |
| 2 日目以降に占う(呪殺) | ✅ 護衛を貫通する |
| 魔女の毒殺(魔女が居る部屋) | ✅ 妖狐も対象になる |
| 人狼の襲撃 | ❌ 噛んでも死なない |
∴ 妖狐入りの部屋では、狼を全部見つけても妖狐が生きていれば村の勝ちになりません。 占い師は「狼を探す」だけでなく「狐を踏む」役目も負いますが、 占い師しか落とせないわけではない——怪しい相手を吊るのは常に有効な手です。
名乗り出るか、隠れるか
占い師が名乗り出ると(CO)、狼はまずそこを噛みに来ます。 騎士が守れる相手は 1 晩に 1 人なので、CO は「守ってほしい」という要求でもあります。
- 初日に名乗る — 情報が村に届く。ただし狼も騙って出てくるので、村は「どちらが本物か」の判断を迫られる。
- 黙っておく — 噛まれにくいが、あなたが知っていることは誰にも届かない。 そのまま吊られると、村は情報をゼロで戦うことになります。
初心者のうちは初日に名乗るほうが分かりやすいです。 黙っていると「何も情報が無いまま日が過ぎる」状態になり、村側の一番きつい負け方に近づきます。
こんな場面
7 人の部屋(初心者向けデッキ)で、占い師に初日の白として 4 番さんが届きました。
初日の昼、占い師は名乗り出て「4 番さんは狼ではありません」と伝えました。 狼の 1 人も占い師を名乗り、「6 番さんが狼です」と黒を出してきました。
村は迷いましたが、4 番さんが「自分は双子で、相棒は 5 番さんです」と言いました。 双子は互いを知っているので、5 番さんもそれを認めました。 白が出た相手の自己申告が別ルートで裏づいたので、村は本物の占い師を信じ、 偽の占い師を吊ることができました。
この盤面が成立したのは、初日の白がたまたま双子だったからです。 白が狂人だったら、同じ流れで村は騙されていました。 ∴ 白は「足場」ですが「証明」ではありません。