人狼(狼)— 全員一致でしか噛めない襲撃のルール
人狼は、夜に村人を襲撃して村を減らしていく役職です。
ただし MAFIA の襲撃には、他の人狼ゲームと違う点がひとつあります。 狼が 2 人以上いる部屋では、全員が同じ相手を選ばないと襲撃が成立しません。
基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 陣営 | 人狼 |
| 夜の行動 | 襲撃先を 1 人選ぶ(2 日目以降) |
| 仲間 | 人狼同士は互いを知っている |
| 夜の会話 | 人狼だけの会話ができる(初日の夜から) |
🔴 襲撃は「全員一致」でしか成立しない
狼が複数いる場合、投票した狼全員が同一の相手を選んだときだけ襲撃が成立します。 1 人でも違う相手を選ぶと、その夜の襲撃は不発になります。多数決ではありません。
つまり狼が 2 人いる部屋で、片方が 3 番さん、もう片方が 5 番さんを選ぶと—— 誰も死にません。村からすれば「今夜は誰も欠けなかった」という結果だけが見えます。
これは狼側にとって、思っている以上に重い制約です。 夜の会話で必ず相手を1人に決めきってから選んでください。 「たぶんあの人でいいよね」で解散すると、夜が丸ごと無駄になります。
逆に、村側はこれを読める
村が誰も欠けなかった夜の理由は、配役によって次の 5 通りがあります。
- 騎士が噛み先を守った
- 狼の選択が割れて不発になった
- 噛んでも死なない相手を噛んだ(=妖狐・後述)
- 魔女が蘇生した(魔女が居る部屋)
- 罠師の罠にかかった(噛みが止まり、狼が返り討ちで死ぬ)
村側は 1 番だけを疑いがちですが、2 番はこのゲームでは普通に起こります。 「護衛が当たった」と決めつけて騎士を過大評価すると、盤面の読みがずれます。
狼側から見ると、1〜4 は「今夜は無駄だった」で済みますが、5 は仲間が 1 人減ります。 罠師入りの部屋では、同じ相手を狙い続けるのは危険です。
初日の夜にできること
既定の設定では、初日の夜に襲撃はできません。 そのかわり画面には「人狼は話し合いをしてください」と出ます。 つまり初日の夜の狼は、襲撃ではなく相談のための時間を持っています。
ここで決めておくと後が楽になるのは、次の 2 つです。
- 誰を最初に噛むか(翌夜の全員一致を先に作っておく)
- どちらが占い師を騙るか(片方が名乗り出て、もう片方は村人として振る舞う)
ルーム設定で「初日襲撃」を有効にした部屋では、初日の夜から襲撃先を選べます。
噛んでも死なない相手がいる
襲撃が成立しても、次の場合は相手が死にません。
- 騎士に護衛されていた
- 相手が妖狐だった(妖狐は噛みでは死なない)
- 魔女に蘇生された(魔女が居る部屋)
- 罠師の罠にかかっていた(相手は助かり、噛んだ狼が死ぬ)
妖狐入りの部屋で「噛んだのに誰も死ななかった」ときは、 妖狐を噛んだ可能性があります。これは狼にとって重要な情報です—— その相手は少なくとも村の主力ではないので、翌夜以降は噛み先から外して構いません。
なお妖狐は噛みでは死にませんが、吊られれば死にますし、占われれば呪殺されます。 「噛めないから放置していい」相手ではありません。
立ち回りの型
占い師を騙る
もっとも基本的なのは、初日に自分が占い師だと名乗ることです。 本物の占い師も名乗り出るので、村からは「どちらかが狼」に見えます。 村の 5 人が判断を迷っているあいだ、狼は 2 人で票をまとめられます。
ただし MAFIA では、初日の占い師には自動で「人狼ではない人」が 1 人知らされています (詳しくは占い師の解説を参照)。 本物はそれを根拠に話せるので、騙るなら「誰を白と出すか」を先に決めておく必要があります。
相方を守る
疑われているのが相方なら、あえて相方に投票する手もあります。 吊られてしまえば意味がありませんが、票が割れて別の人が吊られれば、 「あの人は仲間を切った」という印象が残り、以降の発言が通りやすくなります。
こんな場面
7 人の部屋(初心者向けデッキ)で、狼 2 人が初日の夜に相談しました。 「占い師を名乗った 2 番さんを噛もう」——ここまでは合意していました。
ところが翌日の昼、2 番さんが吊られました。噛む相手が消えたわけです。 夜になって、片方は「次に発言力のある 5 番さん」、もう片方は「騎士っぽい 7 番さん」を選びました。
不発。村は誰も欠けず、翌日「護衛が成功した」と盛り上がりました。 狼側は 1 晩を失い、村は騎士が生きていると確信して動きます。
昼のうちに「2 番が吊られたら次は 5 番」まで決めておけば、防げた夜でした。