妖狐 — 噛まれても死なない。だから狼を全員吊っても村は勝てない

妖狐は、村にも人狼にも属さない第三陣営です。

勝利条件が村とも狼とも違います。ゲームの決着時に生き残っていれば、妖狐の単独勝利です。 村が狼を全員見つけても、妖狐が生きていれば村の勝ちにはなりません

基本

項目内容
陣営第三陣営(妖狐)
勝利条件決着時に生存していること(単独勝利)
夜の行動なし
占い結果(「人狼ではない」と出る)

死に方・死なない方

噛みだけが通らず、他はすべて通ります (実装上、妖狐だけの例外は「人狼の襲撃」の1箇所にしかありません)。

手段妖狐は死ぬか
人狼の襲撃(噛み)死なない
占い師に占われる(呪殺)✅ 死ぬ。護衛でも防げない
昼の投票で吊られる✅ 死ぬ(免除は無い)
魔女の毒殺✅ 死ぬ
ハンターの道連れ✅ 死ぬ
クリーパーの爆発✅ 死ぬ(陣営に関係なく生存者全員を巻き込むため)
罠師の罠❌ 死なない。ただし罠は発動します(下記)

🔴 妖狐に張られた罠は「無駄」ではありません

罠の発動条件は「その相手が襲撃された」ことで、「その相手が死んだ」ことではありません。 ∴ 妖狐に罠が張られていて狼がそこを噛むと、妖狐は死なないまま、襲撃した狼が死にます

妖狐
罠を張った妖狐が噛まれた無傷死ぬ
罠なしで妖狐が噛まれた無傷

村から見ると、朝に狼の死体があるのに噛まれた側は無傷という、非常に情報量の多い夜になります。 妖狐はもともと噛みで死なないので、妖狐に張る罠はいちばん損の少ない罠です (罠師の解説も参照)。

∴ 妖狐が居る卓では、狼を減らすだけでは村は勝てません。 「誰を吊るか」の判断に「狐かもしれない人」が混ざります。

立ち回り:目立たず、しかし白く

妖狐は夜に何もしません。やることは吊られないこと占われないことの2つだけです。

  • 占い師に占わせない — もっとも死にやすい経路です。名乗り出た占い師の「次に占う」宣言から 外れる位置に居続けるのが基本です。
  • 吊られないステルス(ほとんど発言しない)は嫌われて吊られやすいので、 逆効果になりがちです。適度に議論に参加して「村っぽい」位置を作るほうが安全です。
  • 占いで白が出ることは使えます。ただし自分から「占ってほしい」と言うのは自殺行為です。

村が終盤に「もう狼は吊り切った」と安心した瞬間が、妖狐のいちばん勝ちやすい形です。

村側の対処

  1. 狼を吊り切っても終わらないと知っておく — 妖狐入りの卓では、村の勝利条件に 「妖狐が死んでいること」が加わります。
  2. 占いは「狼を探す」だけの道具ではない — 占い師は狐を踏む役目も負います。 ただし初日の白は呪殺が起きません(初日は占い先を選んでいないため能力の発動ではない)。 ∴ 初日にもらった白が生きた妖狐であり得ます
  3. 魔女が居るなら毒殺が有効 — 護衛を貫通し、妖狐にも通ります。

狼側の対処

狼にとって妖狐は「噛めない相手」であり、同時に「村の勝ちを止めてくれる相手」です。

  • 噛んで誰も死ななかった夜は、妖狐を噛んだ可能性があります。以降その相手は噛み先から外して構いません。
  • 妖狐が生きていると村は勝てないので、終盤まで妖狐を残すのは狼にとって有利です。 ただし妖狐が生き残ると狼も負ける(単独勝利)ので、最後には処理が要ります。

こんな場面

9 人の卓で、村が狼 2 人を吊り切りました。残りは村 4 人と、誰も気づいていない妖狐 1 人。

村側は「狼はもう居ない」と判断して投票を流し、そのまま決着——妖狐の単独勝利でした。 占い師は初日に白を1枚もらっていて、それが妖狐でした。 初日の白は呪殺が起きないので、占われたのに生きていたわけです。

「白は狼ではないことしか意味しない」を、いちばん高い代償で確認した卓でした。

関連

  • 占い師 — 呪殺は護衛を貫通する(ただし初日の白では起きない)
  • 人狼 — 噛めない相手をどう扱うか
  • 魔女 — 毒殺は護衛も妖狐も貫通する
  • 用語集 — 第三陣営・単独勝利・呪殺・妖狐
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