罠師 — 騎士が守っていても罠は発動する(狼が死ぬ)
罠師は、毎晩 1 人に罠を仕掛ける村側の役職です。
罠を張った相手が人狼に襲撃されると、その相手は助かり、襲撃した人狼が死にます。 「守る」と「反撃する」を同時にやる、村側では珍しい形の役職です (夜に狼を減らせるのは罠師だけではありません——魔女の毒殺でも狼は死にます。 ただし罠師は狼が来た相手を自動で撃ち返すので、当てるための情報が要りません)。
基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 陣営 | 村 |
| 夜の行動 | 罠を張る相手を 1 人選ぶ |
| 当たったとき | 対象は助かる + 襲撃した人狼が死亡 |
| 外れたとき | 何も起きない(相手には何も伝わらない) |
| 出番 | 襲撃の直後(罠は襲撃をフックして書き換える) |
🔴 騎士が守っていても罠は発動する
ここが実装の要点で、他の人狼ゲームと違いやすいところです。
罠の発動条件は「その相手が襲撃された(襲撃が成立した)」ことです。 「その相手が死んだ」ことではありません。
∴ 騎士が同じ相手を護衛していて噛みが通らなかった夜でも、 襲撃自体は成立しているので罠は発動し、狼は死にます。
| 夜の状況 | 対象 | 狼 |
|---|---|---|
| 罠だけ(護衛なし)に噛みが来た | 助かる | 死ぬ |
| 罠 + 護衛が同じ相手に重なって噛みが来た | 助かる | 死ぬ(護衛も消費される) |
| 罠を張った相手に噛みが来なかった | — | — |
村側から見ると、護衛と罠を同じ相手に重ねても無駄になりません。 守りが二重になるのではなく、狼を1人減らす機会が保たれるということです。
「村が誰も欠けなかった夜」の5番目の理由
村が誰も欠けなかった夜の理由は配役によって 5 通りあります (人狼の解説の表を参照)。罠師はその 5 番目です。
🔴 ここで言葉を選ぶ必要があります。「誰も死ななかった夜」ではありません—— 罠が当たった夜は狼が 1 人死ぬので、朝に死体が出ます。村が誰も欠けていないだけです。 他の 4 通り(護衛・不発・妖狐・蘇生)は本当に誰も死にませんが、罠だけは違います。
∴ 「朝に誰かが死んでいるが、それが噛みによる死ではない」形は、 村側から見て非常に情報量が多い夜になります。狼側から見れば最悪の夜です。
立ち回り:誰に張るか
罠は「守り」ではなく「狼が来る場所に置く仕掛け」です。∴ 選び方が騎士とは違います。
- 狼が噛みたい相手に張る — 名乗り出た占い師などです。 騎士も同じ相手を守るはずなので、重なっても構いません(上表のとおり無駄になりません)。
- 騎士と相談しない — 両者が名乗り出て役割分担すると、狼は「その2人が守らない相手」を噛みます。 お互い黙って同じ相手に集まるほうが機能します。
- 外れても情報は出ません。罠が外れたことは誰にも見えないので、 「罠が外れた」ことから何かを推理することはできません(あなた自身も含めて)。
狼側の対処
罠師が入っている卓では、同じ相手を狙い続けるのが危険です。
噛んで村が誰も欠けなかった夜には、可能性が複数あります(騎士の解説参照)が、 そのうち罠だったなら仲間が1人減っているので、朝の死亡者を見ればわかります。
∴ 罠師の存在が疑われる卓では、噛み先を毎晩変えるのが基本になります。
こんな場面
罠師を入れたカスタム卓で、初日に占い師が名乗り出ました。
騎士は当然占い師を守ります。罠師も占い師に罠を張りました。 その夜、狼は占い師を噛みに来ました。
翌朝——占い師は生きていて、狼の1人が死んでいました。 村は「護衛が成功しただけなら狼は死なない」と分かるので、 罠師が居ることと、罠が占い師に張られていたことを同時に知りました。
以降、狼は占い師を噛めません(また罠があるかもしれない)。 罠師はこの1回で、狼を1人減らし、占い師を守り、さらに狼の選択肢を狭めました。