罠師の立ち回り — 罠は狼が来る場所に置く仕掛け

罠師のルール(発動条件・護衛と重なっても発動・妖狐にも発動)は 役職紹介:罠師 にまとめてあります。 このコラムは、罠をどこに置くかの話です。

罠は「守り」ではなく「狼が来る場所に置く仕掛け」

罠の価値は対象を守ることではなく、狼を 1 人減らすことにあります。 ∴ 選び方が騎士とは違います。

  • 狼が噛みたい相手に張る — 名乗り出た占い師などです。 騎士も同じ相手を守るはずですが、重なっても構いません——罠は護衛と重なっても発動します (役職紹介の表を参照)。守りが二重になるのではなく、 狼を 1 人減らす機会が保たれるということです。
  • 騎士と相談しない — 両者が名乗り出て役割分担すると、狼は「その 2 人が守らない相手」を噛みます。 お互い黙って同じ相手に集まるほうが機能します。
  • 外れても情報は出ません — 罠が外れたことは誰にも見えないので、 「罠が外れた」ことから何かを推理することはできません(あなた自身も含めて)。

妖狐入りの卓なら、妖狐と疑う相手に張るのも損をしません—— 妖狐はもともと噛みで死なないので、罠が当たれば純粋に狼が 1 人減るだけです (詳しくは妖狐の立ち回りを参照)。

罠が当たった朝は、村にとって最高の情報

罠が当たった夜は、朝に狼の死体があるのに噛まれた側は無傷という形になります。 「護衛が成功しただけなら狼は死なない」ので、村は 罠師が居ることと、罠がどこに張られていたことを同時に知ります。 狼側から見れば最悪の夜です。

狼側の対処

罠師が入っている卓では、同じ相手を狙い続けるのが危険です。

噛んで村が誰も欠けなかった夜には可能性が複数ありますが (人狼の役職紹介の表を参照)、罠だったなら仲間が 1 人減っているので、 朝の死亡者を見ればわかります。

∴ 罠師の存在が疑われる卓では、噛み先を毎晩変えるのが基本になります。

よくある失敗

  • 騎士と役割分担しようとする — 「私が A を守るから罠は B へ」は、狼に「C を噛めば安全」と 教えるのと同じです。黙って同じ相手に重なるほうが強い(重なっても無駄になりません)。
  • 罠が外れた事実から推理を始める — 外れは誰にも(自分にも)情報を出しません。 「昨夜罠に来なかったから今夜は…」は根拠の無い読みです。
  • 当たったあとも同じ相手に張り続ける — 狼はもうそこを噛みません。罠の脅威は 「どこにあるか分からない」ことなので、当たった翌夜こそ張り先を動かします。

こんな場面

罠師を入れたカスタム卓で、初日に占い師が名乗り出ました。

騎士は当然占い師を守ります。罠師も占い師に罠を張りました。 その夜、狼は占い師を噛みに来ました。

翌朝——占い師は生きていて、狼の 1 人が死んでいました。 村は「護衛が成功しただけなら狼は死なない」と分かるので、 罠師が居ることと、罠が占い師に張られていたことを同時に知りました。

以降、狼は占い師を噛めません(また罠があるかもしれない)。 罠師はこの 1 回で、狼を 1 人減らし、占い師を守り、さらに狼の選択肢を狭めました。

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