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ゲームを超えて、仲間になる

オンラインの人狼は手軽です。ただ、文字だけの卓で遊んだあとに残るのが勝敗の記録だけ、ということも多いのではないでしょうか。

MAFIA が目指しているのは、その先です。対局が終わったとき、相手が「知らない ID」ではなく「知っている人」になっていること。 ゲームの中の駆け引きが濃いほど、ゲームの外に残るものも濃くなる——このページでは、その仕掛けを紹介します。

まるで対面で遊んでいるような臨場感

MAFIA の卓は 3D 空間です。プレイヤーはアバターで同じ空間に座り、で議論します。画面の向こうに全員の席が見えるので、誰が話していて、誰がずっと黙っているのかも、その場の空気として伝わってきます。テキストの人狼と違って、発言の内容だけでなく、声の震え・間の取り方・黙り込む長さそのものが情報になります。疑われた瞬間の「え、ちょっと待って」の速さまで、駆け引きの材料です。3D 空間上の距離感を活かした発信と対話は、このゲームのいちばんの魅力です。

そしてカメラ。MAFIA のカメラは常時オンではなく、ボタンを押している間だけ映る方式です。ここぞという弁明で顔を見せる、投票前の最後のひと押しで表情をつくる——対面人狼の「顔が見える駆け引き」を、見せたい瞬間だけ切り取って使えます。

オフラインで集まって遊ぶ人狼会は「対面人狼」と呼ばれ、表情と声の情報量の多さが何よりの魅力とされてきました。ただ、場所と人数を揃えるのが大変で、遊べる機会は限られます。現実の卓を囲むあの情報量を、集まらなくても出せる形にする——それが MAFIA の考える「対面人狼」です。

顔と声を知っている相手とは、関係が残る

不思議なもので、声で騙し合った相手のことは覚えているものです。

文字の向こうの ID に吊られた悔しさは一晩で消えても、声と表情で堂々と騙し切られたら「あの人にもう一回挑みたい」に変わる。逆にあなたの演技が通ったなら、それを見ていた卓の全員が、あなたの名前を覚えて帰ります。

そして、マイクをシステムが制御するのは対局中だけです。対局が終わればマイクは参加者全員に開くので、そのまま同じ空間で感想戦ができます。「あそこの沈黙、わざとでしょう」「最後の投票、実は迷っていて」——ゲーム中は言えなかった種明かしを声で交わす時間が、いちばん人と人の距離を縮めます。勝った夜より惜しかった夜のほうが話が弾むのも、このゲームらしいところです。

人狼は嘘のゲームですが、嘘を成立させているのは信頼です。同じ卓を囲んで、声を聞いて、ときどき顔を見て——そうやって遊んだ相手とは、対局が終わったあとの「また遊びましょう」が自然に出てきます。勝ち負けを超えて残るその関係こそ、MAFIA がいちばん大事にしたい価値です。

顔出しは、必須ではありません

念のため——カメラの利用は任意です。マイクだけでも最後まで遊べますし、「押している間だけ映る」という方式は、出したくない人が出さないままでいられるための設計でもあります。マイクやカメラまわりの詳細はよくある質問にまとめています。

はじめは、マイクだけで大丈夫です。何戦か遊ぶうちに声で覚えている相手ができて、入室したとき「またあの人だ」と思う瞬間が来ます。カメラは、その関係がもう一歩進んだときのための道具として置いてあります。急がなくていい設計です。

MAFIA というゲームの全体像は「MAFIA」とはを、議論の組み立てや役職の立ち回りはコラム一覧をどうぞ。あなたの卓で、お会いしましょう。

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